過疎に生きる地方


 故郷の奄美に帰っても、若いときは
周りを見ることはなかったような気がします。
それが近頃、いがいといい島だな〜。
きれいなところだな〜と、あらためて再認識するように
なりました。
蒲生崎からの展望  中年になって、関西で久しぶりに会う同級生たちが
「定年後は田舎で家をもって釣りざんまいして
のんびりくらすんや」
なんて言うのを聞いているせいかもしれません。
落人の平家が見はり台として使ったとか
 核処分場 奄美へ誘致検討
昨年の新聞記事で見かけました。
住民は「世界遺産」に登録する準備をしているのに
と猛反対です。
アダンの門を抜けると砂浜です
 「核廃棄処分場」「世界遺産」の記事を見たときは
寝耳に水の話し。
島民はまだ知らない人が多いようです。
毎日新聞のスクープでした。
こんなことが進んでいたとは…。
 (今は、リンクできません。すみません。)
ハイビスカスの花


 宇検村は奄美大島の南部東シナ海側にあり、30年ほど前にも
石油備蓄基地を誘致して断念した経緯があります。
2100人しかいない村民の財政確保には、手っ取り早いのでしょう。



どこまでも青いです  田舎を捨てて都会に住んでいる私には軽はずみなことは
言うべきではないでしょうが、あらためて美しい奄美を守り続けて
ほしいものです。
 辞職の田嶋前東洋町長に聞く 札びら攻勢と思わない  今年、高知県の東洋町でも同じようなことが起こっています。
核廃棄処分場の調査をするだけで、20億円入るのですからね。
処分場を作る決定ではないのですが、住民から町長は
リコールされてしまいました。
過疎の町ならではの悩みには、人事だとは思えません。
美しい海岸線  奄美市の予算の1万分の1を家計簿にしてみました。
ちなみに、人工は7万人を下回ると思われます。

 【月間収入】

 夫の給料
  (市税) 3.3万円
 親からの仕送り・援助
  (国・県からの補助金・交付金など) 16.2万円

 事業収入
  (分担金及び負担金、繰越金・諸収入・寄付金) 0.9万円

 預貯金の取崩し
  (繰入金) 0.7万

 妻の内職
  (使用料及び手数料) 0.4万円

 借金
  (地方債) 2.2万円

 不動産
  (資産運用)収入(財産収入) 0.2万円

  合計 23.8万円

 月23.8万円を使うのに、自分で稼げるのは5万円ほどしかない。
親の仕送りが16.2万円では、いい年をして仕送りを
してもらっている誰かさんのようだ。
しかも、2.2万円を借金し続けているのだ。

 奄美は昔は大島紬が主要産品だった。
着物を着る人がいなくなったことと、安い韓国産に
押されて瀕死状態である。
サトウキビ栽培も海外との競争で厳しい。
これでは、税収を望むほうが無理だろう。

 結局は奄美振興法にもとづく公共事業(国・県からの
補助金・交付金など)に頼るしかないのである。
素晴らしい道路やトンネルが年年整備されているが
補助金・交付金を引っ張ってくる国会議員の手腕が物を言うのだろう。

 地方で自民党が強いのは、わからないでもない気がする。
それでないと、地方は生きていけないのだから。

 ましてや、宇検村は過疎の村。2100人しかいません。
お金が入るのなら核燃料廃棄処分場ぐらい、
辛抱したいところかもしれません。

 今や全国地方はこのように、
瀕死状態にあると言っても、過言ではないようですよ。


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