成人の日




 成人式が1月15日から、1月の第2月曜日に変わった。
それと同時期にだろうと思うのですが、
各地で荒れた成人式の模様が報道されます。
まさに、目を覆いたくなるニュースばかり。

 そんな中、赤字債権団体になる夕張市の若者が

夕張市:「成人式どうにかして!!」新成人の訴えに共感   夕張で若者手作りの成人式 募金への支援に感謝し乾杯  8日のテレビでこのニュースを見ましたが、成人式が手作りでできて
本当によかった。ほほえましくて、涙が出ました。
成人の日の意義がかろうじて残ったんではないでしょうか。

 「もう成人式など、必要ないのでは」

 「最近の若者は精神年齢が低いので、30歳で
成人式をやったほうがいいのでは」

あげくの果ては
 「昔のように徴兵制度を復活させれば
日本の若者もシャキッとするのでは」
なんてことを言う人もいます。

 私も30年前の成人式を思い出しました。
貧乏勤労学生だった私は、帰省するお金もなく
いつもと変わらぬ成人の日をおくっていました。

 そんな時、職場のおばさんたちがライターをプレゼントしてくれ
 (あー 大人になったんだ)
なんて実感したものです。

 今となっては何であの時帰らなかったのだろうと反省しきりです。

 地方出身の者にとっては、成人式は不可欠なのかも。
自分のおかれた立場を再認識し、スタート点に立てる
チャンスなのです。

故郷のありがたさを知り友人の大切さがわかれば
それだけで、立派な成人となるのではないでしょうか。

 私も50代になってようやく同窓会に参加できるようになりました。
20代から50代ぐらいまでは、それぞれ仕事や家庭が忙しく、また
落ち着いた生活ができないと出席できません。
このころになると、各人の生活ラインは差が生じているのです。

 見栄と虚栄を孕む要素もある同窓会は、限られた人たちだけの
出席の場となります。
出席したくても出席できない人もいるのが、現実です。

 それに比べると、純粋で誰でも参加できる成人式は
なくてはならないと、私は思います。

 都会に住むものの論理だけで、安易な発言は
慎むべきではないでしょうか。
            (2007年1月9日)

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