儲けるためには
手段を選ばず




 金融庁は13日、消費者金融大手アイフルに対し、
強引な取り立てが相次いだことを理由に、国内約1700のすべての営業店舗を対象に
3―25日間の業務停止命令を出す方針を固めた。
 行政処分は14日にも発表する。
      (日本経済新聞 4/17)

 テレビCMでペット犬チワワを登場させて親近感を
醸し出す陰で、強引な取り立てに走っていた――。
高収益を上げる消費者金融大手による違法な商法が明るみに出ました。

一方で、朝日新聞には
 認知症の高齢者や精神・知的障害者らが、消費者金融との契約トラブルに遭う例が
急増していることがわかった。
各地の消費生活センターに寄せられた相談は
過去6年間で4.3倍に増え、05年度は500件を超えた。

 金に困った知人にたかられて借金させられたり、
家族から担保提供を頼まれたりする例のほか、
悪質販売業者に借金させられる例も目立つという。
仕事の収入がある人は2割ほどにすぎず、自己破産に追い込まれる人も珍しくない。
           (06.4/15)

 以前から貸し金業者のCMに苦々しさを覚えていたのは、
私だけではないと思います。


 貸し金業者の資金供給源は?

 それは、大手金融機関です。
低利息で国民から集めた資金を貸し金業者と提携することにより、
資金供給しているのです。

バブルで発生した不良債権は解消され、
公的資金も返済した金融機関は
史上最大の利益を計上し続けています。

ほんとうは国民に利益を還元すべきなのに。
 悪の根源はここじゃないですかね


 民間放送局にも、責任はあるのでは?

 民放はCMのスポンサーが資金源です。
悪質なCMには規制があるのでしょうが、
それにしても「貸し金業者」のCMは多すぎます。

ゴールデンタイムにはこの種のCMはながさない。
などの手が打たれましたが、貸し金業者に
加担したのを、民放側はわからないのでしょうか。

 CMを選択する責任は大きいものです。
知らんふりして悪質業者のニュースを見せられると
「あんたに言われたくないわ」
と突っ込みたくなります。


 出演タレントの責任?

 芸能界で生きていくことは並大抵のものではありません。
しかしながら、ギャラをもらうからには公共性を考え
CM出演による視聴者へのリスクを最大限に
考慮して欲しいものです。
ここにも金になるならなんでも..があります。


 国の責任

 出資法(借り手が同意すれば、最高利率29.9%)と、
利息制限法(20%)が悪法です。
二津野法律があることにより、グレーゾーン利率が残ります。

ここを利用しての悪の巣窟はとりさることができません。
一本化を急ぎ、利息も低率のものにすべきです。

 銀行.テレビ局.タレント.国.政治家
みな責任を自覚し、改善を急いで欲しいです。

認知症の高齢者や精神・知的障害者らの救済も
合わせて考えなければなりませんね。
         (06.4/18)



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