その日は万里の長城とショッピングだけで早くホテルへ帰りついた。
夕食もすんだ。
私と同室のHさんは
「時間がまだ早いから、散歩にでも行こうか」
一応、添乗員のhさんに連絡しとかなくちゃ。と思いながら
誘ってみた。
トラベルサポーターのKさんも同行してくれることになった。
私たち4人は8時ごろにホテルを出た。
都心部に近い長峰暇日酒店(HOLIDAY INN CHANG AN WEST)ホテルの
周囲は意外と明るい。しかし、歩道と車道の見分けがつきにくい。
「中国の、コンビニに行ってみようか」
明るい繁華街に出るには大通りを渡らなければなりません。信号もないし
横断歩道も見当たりません。中国の人のように渡る勇気は
私たちにはありません。
しかたなく、近くを回ってみました。
果物屋に近づいてみました。若い兄さんが立っています。
「あ、これ桃よ。変わった形してる〜」
臭いは桃ですが、形は柿のように平べったい。
「みんなに買っていってやろうか」
さっそく、値段を聞くと1斤(500g)2元です。う〜ん、グラムで
言われてもわからない。とりあえず、8個選んで16元でした。
後でよく考えてみたら、あれは高かった。値切るべきであった。
他にも見たことのない果物があります。しかし、聞いても
中国語で答えられたら、結局何の果物かわかりません。
道路端に西瓜を積んだ馬車が止まっています。
「これ、いくらするのかしら」
私は聞いてみました。すると
「7毛(10円)だよ」
百姓さんはぶっきらぼうに答えました。
「安いな〜。タダみたいな値段だ」
みんなで感嘆の声をあげましたが、後日“超”さんに聞いてみたら
「それは500gで7毛だから、1個10キログラムだとしたら、
7元ってことですね」
うかつにも、早とちりをしてしまいました。
タバコ屋を見つけました。間口が狭く二人並んで入るのがやっとです。
「アメリカのタバコは、あるかな」
Hさんが言うので、聞いてみました。マルボロともう1種類を出してくれます。
「△△って、いうのはないかな」
「そんな銘柄、中国語でなんて言うのか知らないよ」
Hさんは、しかたなくマルボロをワンカートン買おうとしていました。
「元がないから、日本のお金でいいか、聞いてくれる」
「ダメみたい。普通の店で日本円は通用しないみたいです」
地元の人たちが入ってきたので、私たちは買わずに
出ました。
大きい道路は、車道と歩道が分けてあります。点字ブロックも
ちゃんとあります。しかし、凸凹、障害物は多い。
ビルの下の食堂街の前にはみな座り込んで飲み食いをしています。
店の中にも客はいますが、外の方が涼しいのでしょう。シシカバブーを
食べたかったのですが腹いっぱいの私たちは横目でみるだけでした。
路地を曲がったところに散髪屋があります。
こういうところには、マッサージも併設されています。
「足ツボマッサージ112元って書いてあるわ」
私は高いと思い、帰ろうと促しました。
後で“超”さんに聞いてみてわかったのですが、北京のマッサージは
それぐらいするそうです。
上海の郊外のマッサージ屋の話しをすると
「それは、安い。信じられませんね」
ちなみに、上海のそこは足ツボは48元でした。
暗い裏通りにスーパーがあります。入ろうとするとおじさんが
「だめだめ、帰った帰った」
よく見ると、8時半までと書いてあります。時間は過ぎていました。
1時間ほど散歩して私たちはホテルへ帰りました。
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